新型インフルエンザはどこに行ったんだ。
2月下旬にメキシコで大量発生した「新型インフルエンザ」。
未知のウイルスの拡大に世界各国が色めき立ち、疑わしきは隔離という強制執行を行い、
日本でも舛添厚生労働大臣が深夜に記者会見を行うなど、水際でのせき止めに血眼になっていた。
マスコミも、連日トップニュースで患者数や政府の対応を報道。
薬局からマスクがなくなり、大規模イベントが延期・中止という事態が続いた。
WHOも6月11日にはバンデミックを宣言、警戒水準をフェーズ6に引き上げている。
防護服を着た検査官が航空機の中を歩き回る様は、いつか観た映画のようで、
日本で最初の患者が発見された関西では、8割の人がマスクを着用するなど、
地球規模の大災厄が訪れる恐怖感に、全国で過剰反応を起こしていた。
今でも日本全国で600人以上の患者が確認され、その数も増え続けている。
でも、もうマスコミでもトップニュースで流されることはなくなり、
マスクも薬局で普通に買えるようになった・・・・・
何がどうしたの???
結局今回の「新型インフルエンザ」は、重篤な全身症状を生じることに関連した遺伝子は無く、
季節性インフルエンザと同様の症状にとどまるとの見解が示され、その弱毒性が証明された。
これを受けて厚生労働省は、6月19日これまでの方針を全面的に取り消して、新たな方針を示し、
原則的に「すべての診療機関での受診OK」との方針が打ち出された。
ヒトはこのウイルスに対して免疫は持っていないけど、重篤な症状にいたることは現時点では無く、
通常のインフルエンザと同じような対応をしていけばいい・・・ということになったのだそう。。。
だったらマスコミで終息宣言を大々的に流したらどうなんだろう。
「狼がくるぞ!」的な反応と、それを煽るマスコミの対応の過剰さはいつも流しっぱなしで、
結局「狼」が来たのかどうか、本当にそれが「狼」だったのか?・・・さえも知らせようとはせず、
また視聴率があがるような新しいネタを追い続けている。
この「新型インフルエンザ」の問題はデリケートで、まだわからないことも多く、
ウイルスがいつ変質し、強毒という牙をむくかもわからないからそのままで・・・ということなのかもしれないけど、
扇動するだけじゃなく、安心感や冷静な対応を促す報道の仕方はないんだろうか?
やっぱり日本のマスコミの正義は、視聴率と購読率にある・・・と思ってしまう。
それにしても今回の新型ウイルスが本当に「狼」で、強毒性だったら・・・・・
日本のような島国でもあっという間に蔓延してしまうという事実が判っただけでも、
今後の傾向と対策に生きてくるだろう・・・そう信じたいと思う。
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