8月6日
東京に会社を出して10年近くになる。
8月6日の東京は、5日の翌日であり、7日の前日。
当たり前だけど何も変わりない日常の1日。
広島で生まれ、父を被爆者として持つ自身には、
そんな東京は居たたまれない1日となる。
朝からいつもの内容の情報番組を観て、バラエティに続くテレビを眺める情緒になることはなく、
何か居心地の悪さを感じながら過ごす1日であった。
だから最近は出来るだけ広島に帰る。
早朝から平和公園にお参りし、慰霊の催しに参加し、
夕方からは灯籠に想いを書いて元安川に流す。
8月6日は祈りの日。
慰霊の日、鎮魂の日。
広島から視る日本は、そして世界は、
東京の空の下からでは見えないものがある。



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